34.平成16年9月8日国土交通省近畿地方整備局近畿技術事務所において
事務職。技術職を対象にした研修会が下記要領で開催され、講師として出席しました。
与えられたテーマは、「海の道パイロットから見た港湾」で した。






平成16年9月8日(水)1400〜1500

国土交通省・研修会資料
「海の道パイロットから見た港湾」

                       稲葉 八洲雄  (阪神パイロット)

下記は席上配布したレジメです。
概ね下記の内容でお話を致しました。

1.    ハーバーパイロット業務について
 業務の目的と業務の内容、公益性の強さ、サービス業。
 国土交通省の許認可事項である「水先約款」では、
「船舶交通の安全を図り、あわせて船舶の運航能率の増進に資するた め。。。」
2.    船の操船と安全・能率
(1)    水域の特殊な環境
(2)    自然条件、視界の程度
(3)    船舶の輻輳度
(4)    大型船、小型船の特徴
(5)    LNG,VLCC,大型客船等社会的な影響の度合い
(6)    水先人の技量の錬磨
(7)    漁業者、No Pilot船との共存
(8)    海域共同利用者のモラル
3.    その他
(1)    接岸・離岸時の具体的な船舶の動作
(2)    「水の路」、「海の道」はあるのか?
(3)    世界の海で「水の路」の貴重な経験
  米国東岸ハリケーン、台風の進行前面をゆく危険
  海図のないアマゾンの秘境を大型船が600マイル上る。
  ナイアガラの側道を大型船が上る。
  コンゴ川と地獄の釜、など
時間があれば。。。
「港湾の整備」
  船の写真をご覧頂きながら、港湾設計基準の視点を中心に、大阪 港の更なる飛躍、
安全確保を目指して。。
「海上工事」
  船舶の航行安全に関連した海上工事施工に際して、ご配慮いただ きたいこと。

以上
  

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