Photoseries H-04
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日本丸。係留総帆とでも云うのでしょうか???
風が 無くとも難しい技術ではないでしょうか???
万一 に備えてタグが一隻待機している。
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JI FUNG(香港)。
4月 29日早朝パレード当日の早朝、大阪湾パイロット
および ハーバーパイロットは泉南港沖で待つ各担当の帆船に
タグ ボートで向かった。私は小型の帆船Ji Fungに御崎丸という
大阪市 港湾局所属のタグで向かう。タグを横付けして本船に
乗り込 もうとするも、海上がやや時化ておりタグの半分の大きさの
Ji Fungに横付けするのは極めて危険と判断。
(横 付けの際にJi Fungに損傷を与える危険があった)
そのた め付近でたまたま操業していた漁船に一旦乗り移り、
その漁 船から帆船に乗船するといった通常ありえないハプニングが
あっ た。
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JI FUNG(香港)
当日の午前中はけっこう風も有り帆走には最も適した
天候 であった。したがって風の変化に応じてキビキビと
操帆 作業に携わる若いセーラーさんの動きには緊張感が
みら れ爽やかな気分に浸る事が出来た。
背 を見せているのは泉南沖から大阪港外までの
水先 案内に従事した大阪湾パイロットの塩沢さん。
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JI FUNG(香港)
左側がオオストラリア人船長Capt.Greg.Tonnison、
真中 が操舵手、右側が大阪港外までの担当パイロット
であ る塩沢さん。
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DEWARUCI(Indonesia)
これがパレード第6番船のDewaruci本船のすぐ
後 ろから付いてきている。当日はあまり視界が
良 くなかったので、このさらに後方の第7番船の
「海星」は見えていない。
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これはクラスCにエントリーはしていない見物帆船と
思 われるが、このような当然クラスCにエントリーしても
お かしくない大きさのヨットが非常に多く出ており、目を
楽 しませてくれた。
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Shabaab Oman(Oman)
Oman 海軍所属。フィギュアヘッドが特徴的であった。
お 国の伝統衣装を身に着けた若者の像がフィギュアヘッド
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Ji Fung(香港)
パレード計画書では、パレードが終了し、所定のバースに
向か うときは「原則として帆を畳み、エンジンによる」と
され ていた。 したがって本船が南港関門をはいる頃、
船長 に「いつ機走に切り替えるのか」とたずねた。
船長 の答えは「風が良いので帆走のまま着桟する」であった。
お手 並み拝見!! バースが近づく。 矢継ぎ早の船長の
操帆 号令のもと手際良く巨大な帆が少しづつ畳まれて行く。
見事 な着桟、見事なランディングであった。
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キャビンの上に仁王立ち、ランディング直前の
オーダーを発するJi Fung号船長。
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